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”Creator”を体現する、ウタレナイデルクイ。Tomoki Watanabe

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社会は個人の時代を迎えつつあると言われている。フリーランスの台頭と、その結びつきによる社会の形成が進み、仕事の分野においても個人で完結できる場面が増えてきている。

特に、クリエイティブな現場ではこの流れが顕著だ。写真、サウンド、ビデオ、デザインなど、複数のクリエイターが各々のスキルを持ち寄ることで作品が完成する。

しかし、こうした一連のスキルをすべて持ち合わせることで、一人で”クリエイター”を体現する人々が現れつつある。

今回は、そんな”クリエイター”の一人を紹介する。驚くなかれ、つぎの作品群は、すべて彼によってプロデュースされたものだ。

 

スナップ撮影

服飾デザイン

アーティストPR映像の撮影・編集・トラック制作

店舗PR映像の撮影・編集・トラック制作

 

スナップの撮影、モデルが来ている服のデザイン、PR映像の撮影、編集、サウンドトラックの作成までやってのける多才さ、そして、一つひとつの作品に光るセンス。

クリエイター・Tomoki Watanabe

20歳、クリエイター、学生。本人の希望により顔出しなしで、多忙の中取材に応じていただいた。

フォトグラファー、ビデオグラファー、サウンドクリエイター、ビデオクリエイター、ポスター・服飾デザイン、店舗PRetc、多様な創作活動に携わっており、すべてが一人で完結するクリエイターとなることを目指している。

デザイン→撮影→構成→編集→PRという工程を一人でこなすことで、コスト、時間の削減と、綿密で柔軟なやり取りを実現する。

次なる”クリエイター”となる彼が何者であるのか、いかにして今に至るのか、そして、これからをどのように見据えているのか聞いた。

 

ルーツはダンス。圧倒的負けず嫌い、圧倒的吸収力。

彼のルーツは、ダンスにある。高校から始めたにもかかわらず、某有名グループのメインダンサーを務めた経験もある実力者だ。

現役を退いた後は、講師として活躍、当時からトラックの編集、衣装のデザインなどを手掛けており、現在はその人脈と経験を活かして活動している。

ひとりで完結することができれば、顧客の要望に柔軟に応えつつ、フランクに、そしてリーズナブルに創作を行える。

そんな思いから、大学はデザイン系の学科に進学し、仕事をするにあたってはまず信用を得られるようにと、資格を多数取得。クリエイターの道を歩み始めた。

ダンスはモテたい!と思って始めた。でもやるときは真面目にやりますよ。

モテたいという理由で始めたにもかかわらず、高いレベルにまで上り詰めるその原動力は、彼の負けず嫌いなところにある。

取材日はWatanabe氏自身がデザインしたパーカーを着てきてくれた

1歩抜きんでるとかじゃなくて、100歩くらいとびぬけたいんですよ。

Watanabe氏がデザインしたこのパーカーのワンポイント、ウタレナイデルクイ。日本には、出る杭は打たれるという言い回しがあるが、このことわざに逆らうがごとく、誰も叩けないくらい突出したいという彼の思いが込められている。

特に彼の、若手に対するライバル意識には尖っているものがある。

今、同い年でワールドツアーをしているアーティスト、著名Youtuber、デザイナーなどなど、クリエイター分野への若手参入が勢いを増している。

この人たちはこんなにできている。自分もやらなくてはと、自身に圧力をかける。

この分野だったら自分の方が上だ!この人たちだって頑張っている。と、上を向いて頑張れる。

とWatanabe氏。基底にある負けず嫌いに、謙虚さ、ストイックさがプラスされることで強いモチベーションを取り出す。

とことんどん欲に、学習と吸収を繰り返す。一見して動機が不純に見えたダンスも、彼の力にかかればプロレベルに至る。

彼の作品に見られる高い技術力、光るセンスの源が見えたようで納得してしまった。

しかし、それだけで満足するWatanabe氏ではない。

最近クリエイターが集まるオンラインサロンに入ったんですよ。メンバー一覧を眺めているだけでも、みんなポテンシャルが高いのがわかる。もっと頑張らなくてはと思う。

自らをあえて競争の場に置くのは、相当のエネルギーを要する。しかし彼にとっては、次なる成長へのはしごを用意したにすぎない。

本メディアでは、彼の今後の動向も追っていく予定である。次に登場するときには、彼の成長ぶりに驚くことになるだろうと筆者は踏んでいる。

 

フリーランスクリエイター、休める?楽しい?

ここで、ぶっちゃけた質問をぶつけてみた。自分を追い込むような立ち回りを多く取るWatanabe氏であるが、彼の日々はどのようなものなのか。

決まった休みはないし、予定を詰めちゃうので・・・

この日の朝までにこれ作って、昼までに上げて、夜は別のことやって、とかやるので、土日は人に会うだけとかにして、制作日を設けている。終わらなかった時のために予備の時間も予定に組み込むので、その時間が丸々空いたりもする。

空いた時間は本屋に行ったり、動画を見たりすることで勉強をしているとのこと。休みつつも仕事をしているというこの状況を、本人は「ずっと楽しい」という。

あとは、遠方のロケのときなんか、旅行じゃないですけど楽しいじゃないですか(笑)その土地の良い物に触れられる瞬間は楽しい。

自分がいいなって思うものはたいてい誰かが反応してくれる。それをどう見せるかですよね。

出来上がったもののフィードバックが来た時が一番楽しいです。

ときに無邪気な笑いを見せる話し方は、本当に楽しそうだった。仕事が楽しいというよりは、楽しいことが仕事であるというとり方ができる。

 

大学「行かない方がよかった・・・」

自分の仕事を大いに楽しみつつ、学生でもあるWatanabe氏。学生生活についても尋ねてみるとこんな答えが。

行かない方がよかった。得るものがない。お金を払って通っているのに、吸収できるものがない。

Watanabe氏があれほど楽しんでいる、デザインを学ぶ学科に進学したというのに、少々予想外であった。

詳しく聞けば、彼にとっては大学で学ぶことのレベルが低すぎるようで、

特に、クリエイター界隈は顕著かもしれない。普段から手を動かしている人からすれば、時間の無駄にしかならない。

デザイナーやクリエイターを目指すにあたっては、膨大な量のポートフォリオが必要になる。とWatanabe氏。

手を動かしたものが勝つ世界で、ツールの使い方をイチから教わるなどしているのでは間に合わないというのだ。

「今しかできないことを…」、「思い出を…」とよく言われるけど、だからこそ大学は取捨選択するべき。本当の意味で、自分自身、そして身の回りに活きてくる選択をしたい。

自ら吸収し、成長するきっかけをつかめる人々にとって、大学はもはや必須の手段ではなくなってきているのが現状だ。

もちろん、うまく活用することで糧とすることもできるが、Watanabe氏のような勢いを持った人々は特に成長スピードが早い。

そんな彼はこんなデザインをTシャツに盛り込んだことも。

「YouTube観ている方が勉強になるので、帰ってもいいですか?」ちなみに正面には「ウタレナイデルクイ」のワンポイント。

(大学)やめていいと思う。やめようかな(笑)

しかし、大学に通うことで得られるメリットも存在するはずだ。学歴を持っていれば信用度があがる傾向にあるうえ、就職活動の制度を利用しやすくなる。

もし、新卒就職で入社できる企業の中にしか、Watanabe氏の理想を実現できる場所がなかったら?と問をぶつけると、

うばいます。(笑)

その技術なり環境なり、自分のものにします。

The Watanabeアンサーである。なんとなく予想はついていたが、彼は迎合するよりも、自分の力に加える方を選ぶ。

そして彼はこのやり方で、確固たる実力を身に着け続けてきた。

あくまで自分で、自分たちでできるようになって、起業なり、個人なりを超えてゆくという勢いの強さは、こちらにまで新たな意気込みを与えてくれるようだ。

”とりあえず”就職しようという人が多すぎる。クリエイターの世界で言えば、”とりあえず”作ったもので誰が喜ぶのかなと。

夢を追う人が増えてほしい。周囲の学生なんかは”普通に”就職して~・・・と言うけど、普通ってなんなんでしょう(笑)

 

ウタレナイデルクイが増えてほしい。

彼のwebサイト、自己紹介ページには、こんな文言の記載がある。

アクセスありがとうございます。

私はクリエイターとしての勉強を日々楽しんでいます。だが、まだまだ、時間も地位も人脈も資金の面でも、優れたクリエイターになる上で、全然足りていないません。私は、友人たちと切磋琢磨し、創造的なモノを作ることが好きです。僕は今後この先も、創造的で在り続けたい。だから、どうか気軽に声をかけてほしい。私はあなたと共に行う、創造的な活動を楽しみにしています。───Tomoki Watanabe(サイトより引用)

Watanabe氏は、取材当日も同じ話を筆者にしてくれた。

この間撮影クルーの募集をかけたら、話だけ聞きたいと思っていたけど・・・という人や、私なんかが声をかけたら恐れ多いと思って・・・なんていう人がいた。自信がない!?なんで連絡しないの~・・・と思った。

自分のやりたいこと、スキルを活かしたいと思っているが、なかなか踏み出せないという人は非常に多いだろう。

世の中の”普通”にとらわれて、そのままなんとなく諦めてしまう前に、Watanabe氏に声をかけてみるのは一つの手ではないだろうか。

彼がデザインした、「ウタレナイデルクイ」。

パーカーやTシャツに刺繍やプリントを施したものだが、再販の予定は今のところなく、100歩抜きん出ようとする人、すなわちウタレナイデルクイが少しでも増えるようにと周囲のクリエイターに配ったという。

FUHENでは、今後も彼の動向を彼の周囲も含めて取材記事として取り上げる予定である。

高すぎてたたけないまでに成長してゆく彼を、応援している。

 

サイトリンク

彼の公式サイト、SNSをまとめた。ぜひ合わせてチェックしてほしい。

公式サイト

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